天理高校×生駒高校 再戦!(後)2022.9.11

甲子園大会

目次

  1. 両校の絆
  2. 9月11日 再戦
  3. 最後に

両校の絆

奈良大会決勝のあと
生駒高校より
「つなぐ心ひとつに 天理高校野球部」
との横断幕が届けられ甲子園のアルプススタンドに
掲げられました

天理高校からは
生駒高校の選手をアルプス席に招待

そうやって天理と生駒の夏も
終ったころ

天理中村監督からベストメンバーでの
再戦をとの連絡が入りました

生駒高校北野監督は
「ふだんコロナなどなければ
起こらなかったことが起こっている
でもそのおかげで
こうやって人と人のつながりが深くなっていってる」
天理高校に対してありがとうございます
という気持ちで再戦の話を即受け入れたと

9月11日 再戦

迎えた9月11日午後5時30分
場所は県大会決勝と同じ
佐藤薬品スタジアム

白熱したゲームは6回に
熊田キャプテンのタイムリー内野安打で逆転

しかし終盤天理も底力を見せ逆転に成功し
7回2アウト(この試合の特別ルールで7回で試合終了)
生駒の攻撃もあと一人というところで

タイムをとって天理のメンバーがマウンドに集まる
キャプテンから
「試合が終わったら自分たちで集まってみんなで喜び合おう」
と奈良大会でやらなかった歓喜の輪を今この場でやろうと
呼びかけた

最後のバッターはセンターフライ
試合終了 3×2 天理の勝利
天理のメンバー全員がマウンドに集い
喜びが爆発

その時生駒高校のメンバーも
その輪の中に

両校が野球をとおして歓喜の輪となった瞬間

すばらしいドラマでしたねー

最後に


最近の若い子たちはと
ぼくもついつい
言ってしまう年齢になっていますが

なかなか捨てたもんじゃない
戦争を経験した人
高度成長期を経験した人
バブルを経験した人
リーマンショックを経験した人
そしてコロナを経験した人

それぞれに厳しい現実と向き合って
成長してきた過程があり
それは全部全員ちがうのであって

その物差しだけで
わたしたちの時代はこうだったああだった
と経験していないことを
話の真ん中におかれて話されても
理解なんてできるわけもなく

それよりも大人たちが
こどもたちの考えを受け入れ
尊重してあげ讃えてあげる度量があれば
もっと子供たちは
力を発揮できるんじゃないかって

野球に限らずですが。。。

今回こんな素晴らしいドラマを演じてくれた球児たちも
素晴らしい指導者の下で成長されたんだと思います。

これからも高校野球
応援していきます

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